旦那の浮気が原因で離婚する時に探偵の調査が必要な理由

離婚する時に探偵の調査が必要な理由サムネイル 探偵の選び方
浮気に悩む人
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浮気が原因で離婚する場合、探偵の調査って必要なんですか?

自分ひとりでも証拠集めできますよね?

探偵
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確かにご自分で調査することも可能です。

しかし、探偵に依頼したほうがトータルで得になるかもしれませんよ。

旦那の浮気が原因で離婚を考えている時に、探偵に依頼するか迷っていませんか?

旦那に慰謝料を請求するためにも、浮気(性交渉)の証拠は探偵に依頼して押さえておいたほうが良いです。

理由としては、調停離婚など家庭裁判所が関わる離婚の場合、浮気を裏付ける証拠を出す必要があるからです。

探偵に依頼して得た証拠が、離婚後の生活を安定させるツールとして役立ちます。

そこで、今回は「旦那の浮気が原因で離婚する場合、探偵の調査が必要な理由」について解説します。

離婚には種類がある

「離婚」と聞くと、思いつくのが離婚届けを書くというものです。

しかし、それは離婚の方法の一つにすぎません。

離婚の種類はおおまかにこのような分け方ができます。

離婚の種類
  • 協議離婚
  • 裁判離婚
    • 調停離婚
    • 和解離婚
    • 判決離婚

いずれにも共通して言えることは、ただ離婚するだけでなくお互いの条件(慰謝料、財産分与、それらの支払い方法)を決定するという点です。

それぞれ簡単に知っておきましょう。

協議離婚

協議離婚とは、離婚届けを書くという方法です。

厚生労働省が平成21年に行った調査によると、90%の離婚は協議離婚になります。

最も簡易で、役所に離婚届けを提出して受理されれば離婚理由がなくとも成立します。

夫婦の話し合いが不成立になった場合などは、家庭裁判所に離婚調停の申し立てを行います。

調停離婚

調停離婚とは、調停委員が夫婦の間に入って話し合いを進める制度です。

家庭裁判所に申立てすることで行われます。調停委員が双方の話を聞いて調整を試みます。

特徴としては、夫婦が面と向かって話し合うことがありません。夫婦それぞれが出頭する時間や待合室は別になっています。

主張を行う際に、証拠を提示することも可能です。

和解離婚・判決離婚

離婚調停が不成立になった後で夫婦のどちらかが訴訟を起こした場合に開かれる裁判です。

原則、離婚調停後でないと開けません。

裁判を行う場合、民法で定める離婚理由が必要となります。浮気の場合は「配偶者の不貞行為」です。

裁判を行うため証拠の提示が必要になります。

裁判中に和解すれば和解離婚、最終的な判決が下れば判決離婚となります。

浮気が原因の離婚は慰謝料が取れる

慰謝料とは?

生命・身体・自由・名誉・貞操などが不法に侵害された場合の、精神的損害に対する損害賠償金。

goo辞書より抜粋 – https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%85%B0%E8%AC%9D%E6%96%99/

相手の行為によって受けた精神的苦痛を償う(慰謝する)ため支払われるお金を言います。

慰謝料は必ず請求できるわけではなく、不貞行為(浮気・不倫)やDVなどの不法行為がないと請求できません。

慰謝料の金額は?

慰謝料の金額は個別に状況が違うため、一律の金額はありませんが、相場はあります。

相場としては、不貞行為であれば以下の通りです。

原因が「不貞行為」の場合・・・・・・100万~500万円

「図解イラスト&事例でよくわかる!離婚後のトリセツ」 P.101より抜粋

極端に高額な慰謝料請求は法律上無効になります。

探偵事務所では、離婚を検討している場合は弁護士事務所の紹介サービスを行っている所が多数あるため、自分で弁護士探しをする手間が省けます。

浮気相手にも慰謝料請求できる

浮気相手にも慰謝料を請求可能です。

具体的には以下の通りです。

浮気相手に慰謝料請求できるケース
  • 浮気相手が旦那は既婚者だと知っていた場合(故意)
  • 浮気相手が旦那が既婚者と知らなくとも、浮気相手に過失(自分の不注意で見落としていた)があった場合

浮気相手に請求する場合、浮気相手が旦那と性交渉を行った証拠(または性交渉に類似した行為の証拠)が必要になります。

理由としては、浮気相手に慰謝料請求したとしても、浮気相手が性交渉があったことを否認すれば請求が難しくなるからです。

慰謝料請求の方法としては、浮気相手に内容証明郵便を送り慰謝料を請求し、示談交渉を行います。示談が成立すれば慰謝料が支払われますが、示談が不成立なら、裁判をすることになります。

その他に請求できるもの

慰謝料の他にも婚姻費用を請求可能です。

婚姻費用とは、夫婦生活を維持するために必要な生活費のことです。

基本的には収入の低い方が高い方に婚姻費用を請求できます。(婚姻費用分担義務)

慰謝料を請求するために必要なのが証拠

慰謝料請求を行う場合、浮気(性交渉)の明確な証拠が必要になります。

特に証拠として有効なのが、浮気相手と一緒にホテルや相手の自宅に入る写真です。

こうした証拠を押さえる場合、入念な準備や忍耐が求められます。

証拠を得るための行動
  1. 旦那の行動パターンを把握する
  2. 旦那の行動に合わせて自分で張り込み
  3. 怪しまれないように尾行
  4. 写真撮影
  5. etc…

すべてを自分ひとりで行うには現実的ではありません。

自分で証拠集めは可能だがデメリットあり

自分ひとりで証拠を集める場合、デメリットとしては以下のようなリスクがあることです。

旦那にバレるリスク
  • 対象(旦那)にバレる
  • 裁判で証拠として採用されない

対象(旦那)にバレるリスクについて

浮気調査をしていることがバレた場合、証拠を隠滅される可能性があります。

そうなると、素人では証拠を探すことは難しくなってしまい、結果として慰謝料請求ができなくなります。

裁判で証拠として採用されないリスクについて

仮に動画や写真の撮影に成功したとしても、違法な手段で得た証拠でないことや、客観的に見て浮気をしていると分かるものでなければ裁判で有効にはなりません。

探偵に依頼するメリット3選

メリット1:旦那にバレる可能性(=証拠隠滅のリスク)が無くなる

慰謝料請求には浮気相手と性交渉をしていた明確な証拠が必要です。

そのための証拠を個人で集めるのは難易度が高いです。

調査のプロである探偵に依頼することで、旦那にバレずに証拠を押さえることができます。

メリット2:精度の高い証拠を提示できる

調停離婚の場合は調停員や、裁判官に対して浮気の事実を理解してもらう手段が証拠です。

探偵社も裁判で通用する証拠を掴むノウハウがあります。

そのため、裁判で採用されることも視野に入れた調査を行ってくれます。

メリット3:心理カウンセラーによるメンタルケア、離婚後の生活をサポートできる情報を提供してもらえる

探偵社の中には専任のカウンセラーを在籍させている所もあります。

また、探偵の仕事の多くは浮気調査(※)であるため、離婚や別居、さらには離婚後の生活をサポートする探偵社もあります。

離婚して1人で心細い時に気軽に相談できる所があるのは心強いことです。

※以下引用

依頼 案件の内容を分析しますと、やはり圧倒的に不倫・浮気の調査が全体の70%以上を占めています。

岡田 真弓. 探偵の現場 (角川新書) (p.51). 株式会社KADOKAWA. Kindle 版.より抜粋

まとめ

離婚する時に慰謝料を請求するためには探偵を活用しましょう。

探偵に依頼することで得られるメリットは以下の3つです。

探偵に依頼するメリット
  • メリット1:旦那にバレる可能性(=証拠隠滅のリスク)が無くなる
  • メリット2:精度の高い証拠を提示できる
  • メリット3:心理カウンセラーによるメンタルケア、離婚後の生活をサポートできる情報を提供してもらえる

探偵に依頼するのは費用もかかるため、迷う方もいると思います。

しかし、慰謝料や養育費、財産分与の条件を詰めて相手に支払ってもらえれば、調査料金を相殺できる可能性があります。

離婚後の生活を安定させるには、何よりお金が重要です。

探偵への依頼方法は「浮気調査を依頼する探偵の選び方をイチから解説」で解説しています。

また、多くの探偵社は24時間無料で相談を受け付けています。自分の状況を整理する意味でも、まずは相談をしてみましょう。

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以上です!

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