夫が浮気している!証拠を集めて慰謝料を請求したい。
夫の浮気の証拠を集めたいけど、方法が分からずに困っていませんか?
この記事では
- 証拠の集め方
- 探偵への依頼
について解説しています。
この記事を読めば、OKな証拠の集め方、NGな証拠の避け方が分かります。
証拠集めについて詳しく知れば、証拠集めの際の不安を解消できます。
慰謝料請求できる証拠とは?
不貞行為(浮気)に限っていうならば、性的関係を証明できるものになります。
- 夫と浮気相手がラブホテルに出入りしている写真
- 夫と浮気相手の性行為(またはそれに近い行為)をしている音声を録音したICレコーダー
慰謝料請求できる証拠については「浮気夫と離婚してやる!慰謝料請求に使える証拠を解説」で詳しく解説しています。
自分で証拠を集める方法
ご自身で夫の浮気の証拠を集める方法をいくつかご紹介します。
また、OKな集め方、NGな集め方も紹介します。
注意点としては、OKな集め方で集めた証拠であっても、裁判で有効になる保証はありません。
一定の目安として参考になれば幸いです。
証拠の収集方法
主に夫の持ち物から調査を始めます。
夫の入浴中、外出時を狙って行動を起こしてください。
自分のスマホ・カメラ付きケータイを準備してください。これは証拠をカメラに納めるためです。
アプリでシャッター音を消せる物もあります。
特に車内の捜索時、シャッター音でご近所に怪しまれないという点で力を発揮します。
Android版では、以下のようなアプリがダウンロード可能です。
iPhone版では以下のアプリがダウンロードできます。
主にチェックする場所は以下です。
確認するのは以下の証拠です。
代表的なものを挙げますが、証拠になりそうなものはとにかく撮影してください。
証拠を発見すると不愉快な気持ち、怒りが込み上げてきますが、物を壊したり処分しないでください。
夫にこちらの動きを察知されてはいけません。
- 警戒心を煽った結果、証拠隠滅に走る
- 最悪、離婚を切り出される
など、夫につけ入るすきを与えてしまいます。
OKな集め方
ご自身で調査可能な範囲では、以下の集め方は問題はありません。
- 夫との話し合いをICレコーダーに録音した
- 夫のカバンや財布を確認した
- 夫がゴミ箱に捨てたレシートを確認した
ちょっとグレーな集め方
行為によっては、相手から慰謝料を請求されてしまうケースがあります。
夫婦といえど、プライバシーがあるため、プライバシーの侵害を理由に慰謝料を請求される可能性があります。
- 夫のスマホのロックを解除してスマホに保存されたデータを見た
- 夫から見るなと言われていたのに、カバンの中身を盗み見た
NGな集め方
次に、NGな集め方です。
基本的に証拠を集める前後で違法行為をしている場合です。
法律違反や条例違反になった場合、せっかく手に入れた証拠でも裁判では証拠能力無しと判断される可能性があります。
- 夫や浮気相手を脅して浮気の自白を録音した
- 浮気相手の自宅に忍び込んで盗聴器を仕掛けた
- 撮影や録音禁止の場所で写真撮影した
- 夫のSNSアカウントのパスワードを盗み見て勝手にログインした
スマホのロック解除と不正アクセス
夫婦やカップルでお互いのスマホを見るor見ないという話しが話題に上がります。
スマホは情報の宝庫である以上、チェックしておきたいところです。
しかし、NGな集め方で書いたように、夫のSNSアカウントへのログインは避けてください。
パスワードの盗み見や、ツールを使ったパスワードの解析などを行ってログインした場合、不正アクセス禁止法に該当する恐れがあります。
(不正アクセス行為の禁止)
第三条 何人も、不正アクセス行為をしてはならない。
(他人の識別符号を不正に取得する行為の禁止)
第四条 何人も、不正アクセス行為(第二条第四項第一号に該当するものに限る。第六条及び第十二条第二号において同じ。)の用に供する目的で、アクセス制御機能に係る他人の識別符号を取得してはならない。
e-gov法令検索 – https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=411AC0000000128
浮気の証拠を見つけたら夫を問い詰めてもOKか?
答えはNOです。
理由として、
- 夫は必ずその場では認めず、言い逃れをしてくる。
- 「自分のことを勝手に調べられて不愉快」「人の荷物を漁るなんて最低だ」など、論点をずらして話をうやむやにされる。
- その場を切り抜けた後は、警戒心を最大にして証拠を隠滅される。
特に困るのが、「警戒心を最大にされる」点です。
こうなるとご自身での証拠集めが進まず、探偵に依頼しても証拠集めが困難になるため、高額な依頼料になってしまう可能性があります。
カッとなる気持ちは分かりますが、証拠は自分のスマホで撮影して反撃の機会を待ちましょう。
「旦那の浮気発覚!その時どうするかを解説」で対処方法を解説しています。
探偵に依頼する
不貞行為に対する慰謝料を請求する場合、どうしても夫と浮気相手の性的関係を証明する必要があります。
そうなると、今まで紹介した証拠収集では限界が出てきます。
- 夫と浮気相手を尾行・張り込み
- 二人の顔がはっきり分かるレベルで証拠写真を撮影
- 浮気相手の住所を特定
- 撮影した写真を証拠としてまとめる
などの作業を行うのが困難だからです。
探偵の料金て結構高いんですよね?
確かにネックになるのが”依頼料”です。
ご自身で調査して、夫の行動パターンを把握します。
把握した情報を探偵社に依頼すれば依頼料を押さえることが可能です。
夫の行動パターンとしては、以下の情報を把握すると探偵が行動しやすいです。
行動パターン | 注意点・ポイント |
---|---|
夫の帰宅時間のパターン | 曜日単位、毎月〇日は遅い |
夫の通勤経路、勤務場所 | 自営業など自由に時間を使えると調査が難しい |
夫の趣味 | アウトドアならどこに出かけるのか、サークルに加入しているのか、活動場所はどこかなど |
どの探偵社を選んだらいいか分からない場合は、「浮気調査を依頼する探偵の選び方をイチから解説」で詳しく解説しています。
私の勘違いで探偵に問い合わせるのは気まずいな…。
多くの時間を共有する夫婦の勘はよく当たると言われています。
当サイトで扱っている探偵社であれば、相談無料、24時間受付、匿名相談OKなので相談だけでもしてみてください。
カウンセリングが充実している探偵社をまとめました。ぜひ参考にして下さい。
また、探偵以外にも相談したい場合は、「旦那の浮気が疑わしい時、誰に相談するべきかを解説」で詳しく解説しています。
まとめ
今回は
- 慰謝料請求できる証拠とは?
- 自分で証拠を集める方法
- 探偵に依頼する
について解説しました。
慰謝料請求できる証拠とは、不貞行為(浮気)であれば夫と浮気相手の性的関係を証明できる物です。
具体的には、
- 夫と浮気相手がラブホテルに出入りしている写真
- 夫と浮気相手の性行為(またはそれに近い行為)をしている音声を録音したICレコーダー
などが代表的です。
自分で証拠を集める場合は、夫の不在時を狙うのはもちろん、車を使っている場合は車内も調査してください。
基本的に証拠を見つけても処分などはせず、撮影するだけにとどめてください。
- OKな証拠としては、写真撮影(撮影OKな場所で)や録音などです。
- NGな証拠は不法行為(脅迫、住居侵入)によって入手したものです。
証拠を見つけても夫に問い詰めるのは辞めましょう。
警戒心を煽られた夫が証拠隠滅に走って、その後の証拠収集に支障が出るからです。
裁判などで有効になりやすい証拠を得たい場合は、探偵社への依頼を検討しましょう。
独力での調査は限界がありますが、探偵社の調査であれば性的関係の証拠をそろえることが可能です。
カウンセリングの充実した探偵社を紹介しているので、こちらも参考にしてください。
どこから読んだらいいかわからない・・・
という方は、「浮気調査を依頼する探偵の選び方をイチから解説」から読み始めてください。